科目名: 欧米思想研究A
担当者: 中島 秀憲
対象学年 | 1年 | クラス | [001] |
講義室 | 大学院講義室2 | 開講学期 | 通年 |
曜日・時限 | 火5 | 単位区分 | 選択 |
授業形態 | 一般講義 | 単位数 | 4 |
準備事項 | |
備考 |
講義の目的・ねらい(講義概要) | ヨーロッパ文化専攻のみならず、日本・アジア・英米・臨床・教育の各専攻の院生も対象とする。この講義の主目標は、彼らが将来、研究者あるいは職業人として活躍できるための基礎的な素養を身につけることである。 単なる知識としてではなく、現代の様々な問題を自ら考察する手がかりとして、近・現代を中心としてヨーロッパの思想史を学んでいく。 |
講義内容・演習方法(講義企画) | 神話から哲学あるいは思想への移行が始まったのは、洋の東西を問わず、人間が世界や自己についての根源的な問いを発し、それについて論理的に考察して説明を与えようとした時である。それゆえ、哲学は元々、世界や自己に関する諸々の学問、たとえば倫理学、文学、心理学、自然学、教育学、宇宙学等々を含んでいたのである。 どの分野を専攻するにせよ、その精神の根幹となった哲学や思想を深く学ぶことはこれからの研究生活にとって大きなプラスとなることであろう。受講生の意見発表を重視して講義を進めていく。以下の三点が講義のポイントである。 1.西洋思想の流れ 2.17世紀から19世紀にかけてのヨーロッパ思想と近代市民社会の形成 3.現代のヨーロッパ思想 |
評価方法・評価基準 | 出席・受講態度・レポート等をもって評価を行う。 |
履修の条件(受講上の注意) | |
教科書 | 『はじめての哲学史』竹田青嗣(有斐閣) |
参考文献 | 適宜、講義中に指示する。 |
特記事項(その他) |

